高校野球界で屈指の名門として知られる広陵高校。
そのチームを長年率いてきたのが中井哲之監督です。
実はその手腕を裏で支えているのが、同校で部長・コーチを務める息子の中井惇一さんの存在。
親子で同じチームを支える姿はあまり語られていませんが、その関係性には深い覚悟と信念がありました。
この記事では中井哲監督の息子、中井惇一さんについてまとめてみました!
中井哲之監督の息子はコーチの中井惇一!
中井哲之監督の息子・中井惇一(なかい・じゅんいち)さんは、広陵高校野球部でコーチを務めています。
父の中井監督とともに広陵ナインを日々指導しています。
そんな惇一さんも、自身が広陵高校野球部の出身。
進学時には、ある覚悟をもってこの道を選びました。
父に無断で広陵へ進学
実は、惇一さんは広陵高校への進学を決めた際、父である哲之監督には一切相談しなかったそうです。
『気持ちの上では、親子の縁を切りました』と語るほど、強い覚悟を持って臨んだ進学だったといいます。
生徒として在籍していた当時から家庭内でも父を『先生』と呼び、敬語で接していたそうです。
その姿勢は現在も変わらず、コーチ・部長としてチームに関わる今でも、指導者と教え子、監督と部下という線引きを厳格に守っています。
こうした姿勢により、周囲の教職員や選手たちからも厚い信頼を集め、『中井監督の息子』ではなく、『一人の教育者・指導者』としての存在感を築いているようです。
広陵高校野球部の部長!
広陵高校
— いちかわ (@ichikawa_69) August 6, 2025
監督 中井哲之
部長 中井惇一(監督の長男) pic.twitter.com/AjZa8c9aLZ
2017年 教員として母校へ
惇一さんは2017年に広陵高校に保健体育の常勤講師として就任し、同年から野球部の指導にも携わるようになりました。
2023年 野球部部長に就任
その後も着実に経験を積み、2023年からは野球部の部長に就任。
2025年夏の甲子園では、部長として父とともに全国の頂点を目指しています。
高校時代の主将として奮闘
主将としてチームを牽引
惇一さんは広陵高校時代、内野手としてプレー。
2年生の秋には主将に就任し、選手たちを鼓舞しながら『甲子園』や『日本一』と書かれたユニフォームで日々練習に励みました。
当時からチームをまとめる力に長けており、リーダーとしての信頼は絶大だったといいます。
一時メンバーから外された事があったそうです。

選手たちが父の中井監督に抗議したみたい!
これは、惇一さんがどれだけ仲間から慕われ、必要とされていたかがわかる出来事です。
しかし、主将を務めた2012年夏の広島大会では、惜しくも3回戦で敗退。
甲子園出場の夢は、叶いませんでした。
中井惇一wiki風プロフィール


東海テレビ
プロフィール | |
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名前 | 中井 惇一 (なかい じゅんいち) |
生年月日 | 1994年10月13日 |
年齢 | 31歳 2025年8月現在 |
出身地 | 広島県広島市 |
学歴 | 広陵高等学校 → 中京大学 |
職業 | 野球部コーチ 部長 |
父親 | 中井 哲之 (広陵高校監督) |
中井惇一さんは、広陵高等学校を卒業後、中京大学へ進学。
大学では硬式野球部に所属し、学生コーチとしてチームを支えながら教員免許を取得しました。
卒業後の2017年に母校の広陵高校に戻り、野球部の副部長として指導に携わります。
父である中井哲之監督のもと、選手とコーチという立場で関わりながら、伝統ある広陵野球を守りながら、チームに寄り添ってきました。
2023年から2025年現在部長を務める。
まとめ
中井哲之監督の息子・惇一さんは、広陵高校野球部を父とともに支える重要な存在です。
選手時代から培った信頼と、教育者としての責任感を持ちながら、部長としてチームをまとめています。
現在は、父とともに広陵ナインを支えながら、次世代の選手たちの育成に力を注いでいます。